クローン病第2世代

1999年にクローン病と診断されました。手術記、闘病記など綴っていきます。

2018年手術記6(術後12日目:退院)

思ったより長くなった手術記ですが、晴れて退院の日、最後となりました。

お付き合いいただいた方は、ありがとうございます。

 

 術後12日目に退院

退院の日。点滴も抜け、患者のネームタグも切ってもらいました。

 

会計を済ませて病院を出ると、外は素晴らしい初夏の陽気。

そのため、タクシーで帰る予定を変更し、キャリーケースを引きながらバスと電車を乗り継いで帰宅しました。

 

たった2週間の入院とはいえ、体力の低下は明らかです。

バスの最寄り駅から自宅まで、普段なら10分そこそこのところ、20分以上かかりました。

 

抗体治療は見送り

退院数日後に仕事に復帰し、けっこう忙しくしてた割に、1か月後の血液検査ではCRP0.2でした。

イムランが効き目を取り戻したようで、覚悟していた抗体治療は再び見送りとなりました。

 

IBDの抗体製剤はどんどん開発されていて、最近のステラーラのほか、エンティビオやらタイサブリやら、

私が使わざるを得なくなったときに選択肢が増えているのは大歓迎です。もちろん完治の薬が開発されれば最高ですが。。

 

 

入院中に観た映画のこと

この入院では、Macbookを持ち込み、好きなだけ映画を観てやろう!と意気込んでいました。

Amazon primeで、年3900円の年会費で登録されている映画がいくらでも観られるのです。

 

で、2週間の入院で14回も映画を観ました(鑑賞順)。

英国王のスピーチ

裏切りのサーカス

・ゴッド・ファーザー

・イントゥ・ザ・ストームアメリカの竜巻のパニックムービーではなく、チャーチル首相のほう)

グラン・トリノ

イミテーション・ゲーム

・モダン・トラッドの英国紳士 ポール・スミス

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

ミッドナイト・イン・パリ

オーシャンズ11

インセプション

・007 スペクター

当方英国好きなので、見事にそっち系に傾いたリストです。

 

ちなみに14回観たのに12本しかないのは、『裏切りのサーカス』を3回観たからです。

私の好きなゲイリー・オールドマンと、ポール・スミスが監修した出演者の英国調スーツが、それはそれは素晴らしい映画でした。

 

ブルーレイまで買ってしまいました。

何かまんまとアマゾンに乗せられているような。。

 

何にせよ、Amazon primeを使った入院は初めてでしたが、これほど入院に向いたツールもないと思いました。

万が一いつかまた入院する羽目になったら、必ずまた使おうと思います。