クローン病第2世代

1999年にクローン病と診断されました。手術記、闘病記など綴っていきます。

2018年手術記5(術後8日目~11日目)

そろそろ書くことがなくなってきたので、2日ずつまとめてみます。

  

術後8日目~9日目(5分食)

食事が2日ごとステップアップのスケジュールに従い、5分食となりました。

 

5分食になると、おかずが急に普通食に近いものとなり、ここでつまづく人も多いようなので無理は禁物です。

幸い、もたれたり詰まったりするようなことはありませんでした。

 

5分食から、3日に1回、朝にパンが出されるので、これを楽しみにしています。

個人的に、パンより米の方が体調には良く、米も大好きです。でもおかゆはずっと食べていると飽きるのですね。

 

久しぶりに食べるパンと、ついてきた卵にマーマレードのジャム、院内のコンビニで買ったティーバッグの紅茶で、ちょっとした幸せな食事になりました。

 

 

術後10日目~11日目(抜鈎・全粥)

正中線の術創をとめているホチキスが、2日かけて半分ずつ抜かれました。

この抜鈎、地味にチクチクするのが何回も続くので(ホチキスは全部で12針あった)、意外に消耗します。

 

食事は全粥になりましたが、5分と全粥の違いは量だけで、質的な違いはありません。

また、私の通っている病院ではIBD常食というものはなく、全粥が最終段階です。

 

便の回数は何と1回/日まで減少しました。

やはり、病院の低残渣食だと、便の量も明らかに少なくなるようです。

 

 

ここで退院を目前にして、正中線の術創から血混じりの浸出液が溢れてくるという、ちょっとしたハプニングが発生。

 

先生に見せたら、

 ・皮下組織の一部が袋のようになって、そこに溜まった液が漏れてきている

 ・縫合不全ではなく、縫い目自体に問題はないが、しばらく浸出は続くでしょう

 ・退院は予定どおりでOK

とのことでした。

 

まあ術後はいろいろあるので、縫合不全なんかに比べれば大した問題ではありませんが、「だから退院は慎重にって!」と思ったのは事実です。

 

 

こうして退院の日を迎えることとなりました。